犬の問題行動

愛犬に問題行動が見られた場合、どのようにすればよいのでしょうか?

問題行動といっても人間と犬それぞれにキャパシティがあってどちらかがそれを超えると問題行動と言う認識になり、お互いストレスを抱えてしまうことになります。

問題行動の治療にあたっては、「問題行動がおこらずにすむような生活や関係性にする」ということを目標にすると良いです。問題行動がまったくなくなったり、犬の性格が変わることは無いので、お互いにある程度の妥協が必要でもあります。

問題行動が起きている場合、犬も人もストレスを感じているので、犬や家庭に適した工夫をしながらストレスを緩和していくという意識が非常に大切です。

先程も記述した犬のキャパシティはそれぞれです。散歩中にバイクとすれ違うだけで飛び跳ねてしまうのは交通量が多い道が苦手なわけで、それが平気な犬もいます。犬それぞれに苦手なことや嫌なことがあり、その犬のキャパシティを超えてしまうと問題行動として現れてしまいます。

犬のキャパシティはその犬に元々備わっているもので、1歳を超えてからは広げるのはなかなか難しいですが、背景にあるストレスや苦手な部分を小さくしてあげることで、キャパシティからはみださないようになります。

基本的な流れとしては、下記の単純な流れですので反復練習が大切です。
①犬の苦手なことを知る
②練習
③できた!(できなければ②に戻る)

犬の苦手な事、例えば怖がっている目安は「震える」「耳が外側を向いている」「体に力が入っている」「ある対象物をずっと目で追っている」などがあります。このような状態の時は無理強いせず、何を怖がっているのかを見極めるようにしましょう。

苦手なことが分かったら、練習に入ります。この際は嫌な事に対して「刺激の強さ」「数」「時間」を調節して刺激が少ない状況から徐々に慣れさせて行くように練習しましょう。そうでないと、犬にとって恐怖体験をただ繰り返してしまうだけになってしまいます。

犬が辛い思いをしなくて済むように少しずつ工夫しながら行えば、きっと改善されていくことでしょう。